サンセットについては分からないことも多いのであくまで個人の意見としてお聞き下さい。
こちら2ヶ月代のサンセットです。
反対側。
若魚にして胸ビレの伸長が始まり、ガルウイングになることが容易に想像できます。
若魚にしてここまで伸長の良い個体は初めてなのですが、やはり親や系統がガルウイングの要になっていると感じました。
親。反対胸ビレの方が伸長が良いのですが、画像がなかったので勘弁を…。
次にこちらをご覧ください。
こちら尾ビレが痛んでいますが、3ヶ月代のサンセットになります。
この個体、将来ガルウイングになるでしょうか⁇
答えはなるかもしれないし、ならないかもしれない…です。
胸ビレの伸長していないスタンダードなサンセットでも老成するにつれ伸長してくる個体がいます。
これらは7ヶ月ほどのサンセットですが、若魚時は上の個体と同じタイプの胸ビレでした。
この系統だけの可能性も否めませんが、ピークを迎える頃には大抵、片胸ビレが微妙に伸長する個体が多いんです。
勿論、全く伸長しない個体もいます。
つまるところ太く長いタイプのガルウイングはトップ画像のように若魚の段階で頭角を現している必要があると思いますが、胸ビレが細いタイプのガルウイングは晩成で伸長してくる可能性があると思われます。
一年前になります、こいつは細いタイプのガルウイングではありますが、若魚時から少しだけ伸長する傾向が見られた記憶があります。
上記と同じ系統で、2年前非ガルウイングのサンセットを購入し、選別淘汰しました。
また、サンセットを維持し始めて後少しで2年になりますが、このような個体はペアリングに用いていません。
胸ビレの根元が色づいていない、表現が弱い個体です。
我が家では勝手に似非サンセットと名付けています。
サンセット自体は遺伝するのかもしれませんが、購入の際はこのような個体は控えた方が良いかと思います。
サンセットはホワイトウイング等々、非サンセットも多く出回っていますので、信頼できるブリーダーさんの元で購入すべきです。
話が逸れました。
要約すると…
・立派なガルウイングになる個体は幼少期から片鱗を見せている。
・微ガルウイングであれば、晩成で伸長してくる可能性がある。
というお話でした。