増やし中のルチノードイツです。
雄が少ないせいか中々掛からず、産まれてもシラス(死産)ばかりなので少してこずっています。
種親雌。
元々ヒレが薄めの系統なのでこんなのが多いです。去年は散々パサパサ系統と戦ったので本当は使いたくありませんが仕方なし…。
こんな表現もいます。
雌は派手な個体が選ばれがちですが、こういった丸尾のこじんまりとした雌を使うと、ヒレに厚みのある仔が得られる場合もありました。
系統によりけりなので良し悪しは一概には言えないと思います。
特に古い系統ではメスの表現こそ地味ですが、雄は驚くほど尾の伸びが良い…なんてこともありました。
私の感覚ではデルタに近い雌や黄色が入らない白い尾びれの個体を選んでいくと尾が薄くなっていく気がします。
若魚雄。
種親の雄はノーマルを経由しているせいかフルサイズになりました。
尾びれは伸びる系統なので問題ないですが、尾に黄色いムラの入る個体が多いのが懸念材料です。とりあえず増やしてみてヒレの薄さ等修正不可だったら作り直す必要がありますね。充分な数の雌からしっかり選んでいくことが出来れば大丈夫そうな感じはします。
こちらは別系統のルチ雄。別系統と言いましてもルーツは同じ、いわば親戚みたいな関係になります。表現は見て分かるように全然異なるので系統としては別としていいのかなと思っています。
どちらもソリッドとスワローを内包しており、こちらからはスワローが出ています。
ノーマルから出たものなので活力は問題なし。
この系統は6か月ごろから尾開きが良くなるので期待できそうです。
エッジやヒレの厚さも問題ないですが、元々体型が少し不安定な系統なのでそこが怖いです。
あと数が極端に少ないのでノーマル雄を掛けていくことになるかもしれません。
或いは先程の系統とクロスして楽をするか…。
次回の報告は遅くなりそうですが、過去導入に失敗したルチノーソリッドを作れたら嬉しいです^^