急に書く気になりました。
1月頃からほぼ更新してなかったので半年も経過してしまいましたね。
今回は丁度1年位前に書いた系統の進歩です。
こちら↓の記事を先に読んでおくことをオススメします。
あれから本系統を直系で累代したのですが、結果として改良の余地はなく雌雄共に暗色に傾いていきました。
そこで我が家のルチノー系統を雄側に用い交雑し、立て直しを図りました。
ルチノーは衰えを感じていたので同時に立て直しを図り、ルチノー体色にすることでメラニンが飛んで、尾の色彩もカバーできるかもしれないという意図もあります。
上手くいけば一石二鳥です。
結果として、このじゃじゃ馬系統を何とか見れるレベルに改良することができました。
6か月時点での写真です。
写真は全て同じ個体ですが、粒ぞろいで同胎はほぼ同じレベルです。
数か月前に撮影したのですが、もっと撮っておくべきでしたね。
尾びれの縁など若干の名残は確認できますが、かなりショースタンダードに則っていると思います。
面白いのはXはそのままにY(常)を変えるだけでも、尾鰭にここまで変化が現れたということですね。
現在、雄は既にピークを越えてヒレがぼろっていますが、雌は老成して表現が分かりやすくなっているので、後日撮影して捕捉することにします。
こちらも個体によっては若干の名残はありますが、上部が伸長してエッジも効いているオリジナルの表現で期待できそうな感じです。
勿論、既に子供が採れてルチノーも出ているのでそちらも期待できます。
このグレードでルチノーならば文句はないでしょう。
ルチノー系統も未だ直系維持していますが、だいぶ累代を重ねてきたので、立て直しが終わったらこちらは閉じることにします。