こんにちは。私もブリーダーの端くれですので、陰では色々と交配を試しては失敗していたりします。この辺はちょろちょろ記事にしてはいるのですが、実は写真だけ取ったまま放置しているものも多々あります。
まだ記憶にあるうちに書ければよかったのですが、この一年の間に記憶から抜け落ちてしまった部分もあったりなかったり、、、
何を書いたのかすらあやふやですが、完全に忘れてしまう前になんとか記憶を引っ張り出して書いていこうと思います。
写真フォルダを新しい順に見て始めに見つかったのは、モスコーブルー×モスコーグリーンの交配結果。恐らくまだ書いていないので、まとめていきたいと思います。
始めに謝っておきますが、オスメスどちらをブルー、グリーンにしたのかはいまいち覚えていません。あまり過信しないようにお願いします。
記録上はブルー♂×グリーン♀となっています。
そう言われるとブルーの若魚水槽にグリーンのメスを混ぜた記憶があるような、ないような?
親系統の表現
親系統は、この記事の真ん中辺に比較している写真があります。
各オスの表現はこんな感じです。
モスコーブルーの系統はこういったブラック寄りの系統ではありません。
メスの結果
始めにメスの画像から貼っていきます。理由はメスの表現は纏まったからです。
メスは若干黒みがかったクリアテールになりました。
そもそも、ブルーの系統もグリーンの系統もメスの表現自体は似ているので、混ぜた所で目視での差は分からないですね。
どちらもFa因子を持っているのでFaダブルの雌が出てきました。
オスの結果
オスはモスコーブルー系統の表現になりました、グリーン系統とは明らかに表現が変わってしまったと感じます。
尾びれに関してはメス側にグリーンを用いたのにも関わらず、ブルー側に引っ張られています。これは意外な結果です。
ここから分かることは、グリーンを表現する遺伝子がY(オス)側にあるのではないかという事です。つまり、メスが持ってる遺伝子自体は一緒なのかもしれないです。
またグリーンの直系からこのような画像の個体が出てくることもありますが、そういった個体はグリーンを表現する遺伝子だけが抜け落ちているのかもしれないですね。
考察はほどほどに、記録としては以上です。