ウォータースプライト育成計画①
オンラインショップ用に綺麗な形のウォータースプライトを量産したいので、今回は下準備をしていきたいと思います。
第一段階の目標としては、このような放射状の綺麗な子株の量産を目指します。
ウォータースプライト育成水槽を準備する
今回は持て余していた30㎝水槽を用いて、ウォータースプライトを育成していきます。
水が入る容器であれば何でも良いです。
必要な物と立ち上げ方
早速、ウォータースプライト育成用の水槽を準備していきます。
ウォータースプライトは大磯砂でも育つのですが、今回は育成効率と綺麗な株を作ることを考えてソイルを使って育成していきます。
弱アルカリと言われがちなウォータースプライトですが、実際のところは過密水槽だったり酸性に傾いている水槽の方が爆殖したりします。
Co2もあるに越したことはないので、今回は生体なし水槽という事を活かせるCo2ブロックを用意しました。
Co2は発酵式でも構わないと思いますし、添加式も勿論OK。なんならなくても育ちます。
水槽にソイルを薄く入れる
ウォータースプライトは浮草として育てるので、ソイルは厚く敷く必要はありません。従って用意するソイルは少量で問題なく、1Lで30㎝水槽3~4本程を運用可能です。
ソイルの銘柄も一般的な物であればなんでも良いので、安いプラチナソイルなどで良いと思います。
ソイルは底面が隠れる程度に敷いて、浮いて来るゴミを網ですくったら準備完了です。
水の流れがあった方が良いので、フィルターはグッピー用のスポンジフィルターを流用しました。
ウォータースプライトを用意する
水上葉よりも、半水中葉の浮草タイプが望ましいです
ウォータースプライトは自家製のものでも仕入れたものでも構いませんが、スネール等がいないものを使用してください。
もし、スネールが確認出来てしまった場合や他所からの株で心配な場合は、専用の用品で駆除を行ってください。
今回は雑多に増えてしまった汚い形の株を再利用して作っていきたいと思います。
ウォータースプライトを浮かべる
水槽の用意が出来たらウォータースプライトを浮かべていきます。
なるべく重ならないように綺麗に並べていきます。
ウォータースプライトは環境の違う水槽に入れると枯れてしまう事がありますが、枯れた葉っぱから新しい株が発生します。
今回はそれを利用して新しい株を量産、若い株を綺麗な形に育てていきたいと思います。
形の悪い株からも新しい株が発生するので、捨てずに大事に育てます。
Co2ブロックを入れる
最後にCo2ブロックを投入したら下準備完了です。
このCo2ブロックは生体が入っている水槽には使えないみたいなので、参考にする際はくれぐれもご注意ください。
今回は3本の水槽をセットしてみました。これで新しい株がある程度育ってくるまで様子を見ます。
LEDライト
LEDライトは通称おにぎり事、水草用のトライアングルグロウを使います。
ウォータースプライトには充分すぎるほど良いライト。
葉焼けしてもいけないので、この一灯のみを1日8時間程度照射します。
セットして数日後
3日ほど経ちましたので、様子を見てみましょう。
なんか成長してね…?
枯れる事もなくすくすくと成長しています。まだ子株はあまり育っていないので、もう暫く様子見が必要ですね。
葉っぱから新しく株が発生しています。
これがもう少し大きくなったら取り外し、子株のみを育成していく予定です。
今回はここまで、もう一週間ほど様子を見ていきたいと思います。