【手元スイッチの使い方】LED照明を一括管理する方法
熱帯魚をブリードしていると必然的に照明器具が多くなります。
大量の照明をわざわざ1つずつ点けたり消したりするのは非効率ですし、億劫になりかねません。
そこで今回は『手元スイッチ』を用いて、水槽の照明を纏めてON・OFFする方法を紹介します。
照明以外の器具でもコンセントを必要とするものであれば、何にも応用が利くので是非有効活用してみてください。
必要な道具
必要な道具は手元スイッチと電源タップ、照明器具です。
要は手元スイッチは単体だとコンセントを1つしか刺せないので、電源タップを噛ませることで大量のコンセントを刺せるようにするという作戦ですね。
それぞれについて説明していきます。
1.手元スイッチ
手元スイッチはエルパさんから出ているこちらの手元スイッチがおすすめです。
ほかのメーカーからも類似商品が出ていますが、作りが一番しっかりしています。
また、長さも1m、2m、3m、5mのラインナップがあるので、必要に応じて使い分けることが出来ます。私が愛用しているのは2m。
2.電源タップ
今回使うのはこちら。
電源タップはコンセント数が多く、ほこりシャッターがついているものがおすすめです。水槽周りでは水滴が飛びかねないので、万一の際に少しは役に立つかと思います。
また、アクアリウム用LEDにはACアダプターが嵩張るものもありますので、コンセントの間隔が広いものがおすすめです。
3.LED照明
LED照明は何でもよいのですが、アクアリウム用LEDで私のおすすめはGEXさんのクリアLEDパワーⅢ。
5個くらい持っていますが、かれこれ5年近く使っており1つも故障していません。
熱帯魚をカメラで撮影する際も使用しており、なんといっても明るく色味がナチュラルなんですよね。
他メーカのLEDにありがちな青みがやたら強いという事もありません。
我が家でメインとなっているのはこちらのLED蛍光灯です。
安くて必要最低限の光量があり、コケも生えづらい。ブリード用途ではやはり蛍光灯LEDがおすすめです。
配線方法
それではさっそく、配線の方法を紹介していきます。
難しいことをしているわけではないので、一度やってしまえば簡単に覚えられると思います。
1.手元スイッチの配線
まずは手元スイッチから取り付けていきます。
始めにコンセントを刺します。
コンセント部分は後々電源タップを付けますので、作業出来るようにスペースを残しておいてください。
私の場合はラックの後ろに手元スイッチの配線を伸ばします。奥に見える部分がコンセントですね。
ここは人によりけりかと思いますので、良い配線を模索してみてください。
ラックの後ろを通したら手前側にコードを持ってきて、支柱に巻きます。
これはコードが床に落ちているとだらしないので、ラックの裏でピンと張るようにしておくためです。
勿論、スイッチを押しやすい位置に付けるためでもあります。
コードが太く硬いので最初は癖があります。
このままだと少し押しにくいので、気になる場合は形を整えてください。
2.電源タップの配線
次は電源タップの配線です。
手元スイッチのコンセント部分に電源タップを刺します。
後は電源タップを任意の場所に取り付けるだけですね。
今回は分かりやすいように水槽の横に配置しました。
コードが多くなってしまうので、普段は水槽の後ろ部分に隠しています。
3.照明器具の配線
後はLED照明を取り付けるだけです。
それにしてもこの電源タップ便利すぎる…。ACアダプター込みでピッタリ刺さります。
これで配線作業は終了となります!
まとめ
以上で全ての作業が終わりました。思っていたよりも全然簡単ではありませんか?
さっそく、点灯確認をしてみましょう。
消灯状態。
ポチ…。
\ピカッ/
照明器具が多いほど便利なので、是非スイッチつけてみてくださいね。