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セリアの”水切り保存パックを産仔ケースに使ってみた

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セリアの”水切り保存パックを産仔ケースに使ってみた

産仔ケース第4弾。

100均産仔ケースシリーズも終わりに近づいてきました。

 

今回紹介するのは【ザル付き水切り保存パック】なるものです。

私はセリアで購入しましたが、ダイソーでも同様の商品を確認しています。

 

さっそく試していきましょう。

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↑前回の記事

セリア 水切り保存パック

外観はこちら。

なんともコメントし難い、ザルが付いただけのタッパーですね。

本来の使い方は分かりませんが、付け餌用のオキアミを持ち運ぶのに使えそうです^^;

水切り保存パックの作りをチェック!

これまでの100均産仔ケースと同じく、タッパーにザルが付いただけの単純な構造です。

毎度おなじみ容器・蓋・ザルの3種セットなので、100円+税で一式揃えることが出来ますね。

ザルの安定度◎

前回・前々回と不安定なスノコが続いて気が気じゃなかったですが、こちらは大丈夫そう。

 

更にI字型の全方位を囲うスリットになっているので、稚魚の隔離も問題ない予感がしますね。

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このようなI字スリットが有用な事は、”薬味保存パック”を試した際に確認済み。

薬味保存パックよりも多少スリットが細いので、稚魚が通過できるかどうかは後で実際に試してみましょう。

水量に不安が残る
水量は約350ミリリットル。
高さが低い分、あまり多くの水量を入れる事ができません。
ここが唯一のネックか…。
 
この商品に限らず、単体で産仔ケースとして使えるものは総じて水量が問題になってきますね。

実際の使用感

まず安心した点は、稚魚が通過できたという事。

この時点で産仔ケースとしては機能しています。

稚魚の隔離力も良し

今回は親魚の産仔数が少なかったですが、無事隔離出来ました。

 

その後も2回ほど試してみましたが、稚魚は食べられることなく隔離できた事を確認しています。

プラケ飼育は出来なくはない

水量が少ない上、横見にも適していないので稚魚プラケとしては△。

最大1週間を目途に、より大きなプラケや水槽に移住させた方が良いですね。

私はSスリム水槽で稚魚を育てる事が多いです。
稚魚のうちは無駄に大きな水槽だとエサが拡散して逆に育てにくいので、小さめがオススメ。

水槽数に限りがある場合や、水温が安定しない冬季は稚魚用ネットを水槽に浮かべ、親魚に食べられなくなる半月程度育てるのが良いと思います

評価

最後に産仔ケースとしての評価をまとめます。

稚魚の保護:★★★★★

稚魚の隔離については文句なし。

嵩張らない形をしているので、重ねての大量使用にも適しているかなと思います。

水量:★★☆☆☆

水量自体は他の100均産仔ケースと同じく、若干厳しいです。

ただし、容器が横長で浅い分、親魚が底とスレやすいので、なるべく容器ギリギリまで水を張ってあげた方が安心だと思います。

コスパ:★★★★★

こちらはいつも通りです。

個人的オススメ度:★★★☆☆

別に何か問題があったわけではないのですが、ん~っていう。

 

何故かというと同じスリット形状で比べた場合、薬味保存パックの方に分があると感じたんですよね。

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水切り保存パックはちょっと浅すぎるので、そこが問題点と感じました。

 

あくまで人間の目で見た場合ですが、上下方向に対してすっごい窮屈そう。天井が以上に低い部屋みたいな感じで、見ていて圧迫感があります。

数回使用した感じでは、特別問題があったわけじゃないんですけどね。

 

一方、重ねて使用する場合の収まりの良さなどはこちらが勝っているかな。

四角いので嵩張りませんし、低いので容器の安定感は抜群です。

 

実用性に関してはまずますといった感じで、これなら一考の余地はあるのかもしれません。

まとめ

今回は水切り保存パックを産仔ケースとして使用してみました。
ここまでいくつかの100均産仔ケースをレビューしてきましたが、実は私の中で最良の産仔ケースは既に決まっています。
 
ここまでが茶番だったといえばそうかもしれませんが、改めて今使っている産仔ケースが一番だなと再確認することが出来ました。
 
というわけで次回、100均産仔ケースに関してはラストとなる記事を書きたいと思います。
お楽しみに~。