グッピーコンテスト優勝を目指す男の飼育日記

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ブルーグラスメスの表現と子供の確認②

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↑の続き

前回に引き続き、第二弾です。

今回は面白い結果になったので、是非参考にしてもらえればと思います。

親メス

今回のメスはこちら。

ラズリーブルーテールと掛ける前に、同胎のブルーグラスと掛かって産まれてきた子供たちになります。

Rrで丸尾、ドットの大きい表現です。

以前にも「このような表現のメスから採ったらどうなるんだろう?」と書きましたが、その疑問を解決する交配ですね。

 

個人的にはあまり期待していませんでしたが、はてさてどうなるでしょうか?

オスに関しての説明は前回と一緒なので、省略。

子供たちの写真をさっそく載せていきます。

ブルー1

今回も写真は適当なのでご容赦ください。

まずは1匹目。

 

ふむふむ…。やっぱりドットが大きくなりましたね。

柄は結構流れてしまいました。

 

後が控えているので、先へ進みます。

ブルー2

うーむ…。この子もドットは大きめですね。

かなりデルタっぽい形です。

ブルー3

ここまで見てきて、メスの影響でドットが大きくなったことは一目瞭然化と思います。

ドットが大きいと柄が密になる為、ぱっと見でのインパクトは出ますね。

 

ただ、やはり柄流れがちょっと気になります。

メス親の尾柄も結構流れ気味なので、これもガッツリ影響受けちゃってる感じだと思います。

ブルー4

ブルーグラスラスト。

この子が一番バランス良いかな。

 

ここまで見て気づいたことは諸々ありますが、最後にまとめようと思います。

次はレッドグラスへ。

レッド1

レッドグラスは2匹います。こちらは綺麗な方。

ドットがデカい表現は、レッドにすると綺麗ですね。

 

レッドグラスは柄が細かいとアッサリなりがちなので、これくらいはっきりした表現も綺麗だと思います。

左が前回のメス、右が今回のメスです。

皆さんは、細かい柄と太い柄どちらが好みですか?

レッド2

2匹目。くすんだり流れているので、この子は微妙ですね。

レッドグラスは2匹しかいないので以上です。

ブルーとレッドの対比として参考程度に。

メス1

お次はメス。

オス親の遺伝子を継いでいるせいか、メスは割かし良さげな個体もちらほらいます。

メス2

これはなんとも…。

メス3

先のメスはレッドでこちらはブルーだと思いますが、表現が酷似しています。

オスの影響もあるとはいえ、メスも似た表現が多いですね。

メス4

この子が一番親に近い表現。

左はメス親。そっくりさんだ(´・_・`)

メス5

ラストメス。これちょっと良くない!?

下地のブルーも明瞭で、光るものを感じます。

ペアリング

さっそくこの3匹でペアリング。

オスは前回の記事で載せた2匹です。

 

前回も今回も、正直ブルーグラスとしては納得できる結果ではありませんでした。

 

そんな中、この組み合わせは打率が低い腹同士での交配。

つまり、親の選択をミスったときに立て直せるかを想定したペアリングとも言えます。

 

この組み合わせで立て直せるのか?そもそも私の直感はあっているのか?

新たな検証の始まりです。

まとめ

最後に今回の交配結果を簡単にまとめます。

(一通り検証が終わったら、最後にまとめ記事にする予定)

結果

  • ドットが大きくなった
  • 柄が繋がりやすい
  • 柄が流れやすい
  • 尾形が良くなった

 

尾柄についてはもう説明不要かと思いますので、省略します。

この腹で唯一良いと思える点は尾形です。

これは丸尾であることがプラスに働いたのだと考えられます。

 

今まで尾形は先尖りのメスが良いと思っていましたが、そのような表現では尾の付け根からエッジに掛けてが直線になります。

その結果、こんな感じで尾が外開きになったりすることも少なくありませんでした。

外開きになってしまうと、鑑賞する分には問題ないですが、写真にした際にかなり見栄えが悪くなってしまいます。

今回の腹では辺の部分が弧を描く形になり、かなりナチュラルな感じに。

私はこの形の尾びれが好きなので、丸尾のメスも一概にハズレとは言えないなと感じましたね。

 

今まで丸尾は弾いていましたが、認識を改める事にしました。

 

後、これは傾向的な話ですが、やはりブルーグラスのメスもRRは尾が大きくなって、Rrは小さくなりがちです。

選別の際はこれも踏まえておきたいですね。

 

今回は以上。

上手いまとめ方が出来なくてすみません。次回に続きます。