↑の続き。
あれから4か月も経ったのかって感じですね。
今回の記事は前回あげたメスの子供は果たしてどうなったのか?
その照らし合わせ作業になります。
撮影があまりに面倒すぎたので自分の中で留めておこうかと思ったのですが、記録に残しておくことにしました。
早速いきましょう。
親メス
今回の親メスはこちら。
尾の上側がかなり尖った表現のメスで、レッド(RR)です。
ちなみにオスの方はこんな感じの個体を使っています。
全てのメスが同じオスと掛かっているわけではありませんが、グッピーの尾びれはメスからの影響が強いですし、種親レベルのオスしか交配に使わなかったのでオスの個体差による影響は少ないかなと思います。
魚の写真は良い順と悪い順どちらで載せていくか迷いましたが、悪い順でいきましょうか。
流し撮りしているので見にくい写真もありますが、ご了承ください。
ブルー1,2
ブルー1匹目。
似た表現の2匹目。
この2匹は柄が流れてしまっています。
ヘテロモルファの太い面白いボディですが、親には使えないですね。
ブルー3,4,5,6
3~6匹目。
この4匹も似通った表現なのでまとめます。
これらに共通しているのはドットがデカすぎますね。
また、下地のブルーにムラが出ています。
白っぽくなったり、くすんだ感じになっていたり。
これまでこの系統からこのような表現がこうもポンポン出ることはありませんでした。
ということは、今回のメスは結果的には良くなかったということになるんでしょう。
表現を見るために敢えて採ったとはいえ、ぱっと見では悪くなさそうなメスだったのでブルーグラスの難しさを感じます。
ただ、ここまでの個体達は悪いところしかなかったというわけでもなく、尾の形が従来よりも良くなっています。
これに関してはメスの尾の先尖り表現が良い方向に作用していると考えられます。
ブルー7,8,9,10
7匹目。似たような表現が数匹いるので一旦飛ばします。
8匹目
9、10匹目。
ちょっと柄が流れていたり気になる部分も多いですが、先ほどまでと比べると幾分マシな個体達です。
ただし、尾の形や伸びが1~6の個体よりも劣っています。
ブルー11
ここからはドットが綺麗な個体。
もう一匹いるので飛ばします。
ブルー12
ブルーの個体はこれでラスト。
つまり、この腹で一番良い個体ということになります。
同個体です。
親に使えそうな個体はこの2匹くらいかなぁ。
尾の伸びが少し遅いですが、4か月半なので今後伸びてくるでしょうか。
では次にレッドの個体を載せていこうと思います。
写真がさらに適当ですが、お許しをば。
レッド1
これは恐らく下地が薄いブルーに対応したレッドですね。
ブルーと同じく白の混じる色合いになっています。
レッド2
これも同じかな?
レッドを記録する必要はあまりないと思うのでスパスパいきます。
レッド3
レッド4
レッド5,6
レッド7
レッド8
レッドではこれが一番良い個体かな。
メスの写真はないのか?と気づいた方もいると思いますが、この腹は殆ど全てがオスになりました。
20匹近い中でメスは1匹だけ。
そしてこれが唯一のメスです。
1匹しかいないので傾向は分かりませんが、メスを外してもオスがちゃんとしたものを使っていれば、理論上は良さげなメスも出ていたはずです。
ということで本記事の結論をいうと、この表現のメスからは良い個体を得ることはあまり出来ませんでした。
打率がかなり悪いです。
次回へ続きます。