お久しぶりです。
相も変わらずサボっておりました。
ホワイトウイングというものをご存知でしょうか?
サンセットかも?のような魚で流通しているのをちょこちょこ見かけますが、勿論サンセットとホワイトウイングは別物です。
今現在、家にはホワイトウイングに近い個体が出る系統が2つあります。
まずはこの系統。程度の差こそあれ多くの個体の胸鰭が若干染まってきます。
サンセットドイツの場合は全体が染まりますが、これは部分的に白が載ってる感じです。
胸鰭の一番上側の条が白くなる系統?個体?は比較的見かけると思います。
この系統がもう一つの系統と違う点は、このようにプラチナ、いやソリッドの方が近いでしょうか?のような個体が低確率で出現する点です。
このような個体からホワイトウイングの系統が作られた過去もあるようで、何か関係しているのかもしれません。
親に使った個体の体色はごく普通です。
種親2匹から2腹ずつ採って計4腹。
内3匹程度の出現。となるとプラチナは勿論、確率的にソリッドでもなさそうです。
なかなか完全には染まりません。
意図的にホワイトウイングを狙っていたわけではないので仕方ないと思います。
サンドイツのようにとりあえず染まるという感じではなく、選別して染まる部分を増やしていく感じが良いのかもしれません。
同胎雌。沢山います。親はまだ選んでいません。
雌側は一見違いがありません。
ポイントというか着眼点はいくつかあります。
例としてこのリボン雌をご覧ください。
肩から背中にかけたピカピカ具合です。
そして、背ビレから尾ビレにかけたピカピカ具合。
この辺りを意識するとピカピカ体色が出やすい気がしてきます。
ピカピカ個体は明らかに胸鰭に色が乗りやすい傾向があります。
同胎雌でもここら辺に差が出てくれれば良いのですが、小さい内は余り差は感じられません。
次はこの系統。全体的に染まる傾向があります。
リボンなので完全に染まれば見栄えが良いですが…
沢山採ったので、これくらいの微妙な染まり個体なら割と沢山います。
こちらは先程のようにピカピカの雄は一切出ませんが、ノーマル雄でも胸鰭が伸長する(俗に言うガルウィング形状)個体がいました。
この系統はホワイトウイング以前に重大な弱点があるので、そこを突き詰めていく余裕はないと思います。
今回で雌を親戚の系統と差し替えてしまうので、その段階で消失してしまう可能性が高いと思っています。
余裕があれば一応同胎も採っては起きますが…
現実的なのは最初の系統で、
染まりの良い普通体色の雄×なんらかの特徴のある雌
ピカピカな雄×なんらかの特徴のある雌
と言った所でしょうか。あまり水槽に余裕がありませんが、気が向いたら掛けてみます。
今回はそんなところです。