ゴールドブラックレースレース@コブラパターンとコブラ抜け
今回はゴールドブラックレースの下地とネーミングとなっている”ゴールド”を補完しようと思います。
そんなに長くはならないと思うので早速…。
コブラパターン
左がシルバーボディのグラスコブラ、右が同ボディのイエローレース。
以前説明した通りにボディのゴールドがコブラ模様を指しているのであれば、その特徴を表している事を証明する必要があります。
証明とはいってもボディが同じである写真を示すだけでよいのですが…。下半身の黒に塗りつぶされてイマイチ分かりづらい感じです。
というわけで色抜けした状態での画像を載せます。
頭部のベターっとした発色に尾筒上部の光沢。上記と同等のものであると思います。
そして選別外となるような個体。
コブラ模様の入りやすさには、シルバー下地の黒とは別因子の黒がかなり邪魔しているのではないかと思います。メタルブラックレースも同じく。
シルバーボディはボディのコブラ模様を割れやすくする作用もありますので、これらの品種でコブラ模様を決めやすくなるのに一役買ってるのではないかと思っています。
こんなことを言ってはこれまでの説明が元も子もないのですが、海外のコミュニティをリサーチしたところクオリティ(コブラ模様の細かさ)が高い当品種は例外なく細かいシルバーボディを有していました。
つまり我が家にいる個体はまだまだ創りこみが甘い為に、コブラ模様の密さに欠けているということです^^;
また、シルバーボディが抜けてしまっている海外のファームもいくつかあり、その辺は生産側が品種の特徴を理解して維持しているかに依存していると思います。
しかし、シルバーボディではないにも関わらず、しっかりとコブラ模様が入っている個体もおり、良い系統ではそのような個体が素体になっていると感じました。
興味のある方は各自リサーチしてくださいということで。黄色の強いタイプなんかもいて凄く綺麗でした。
コブラ抜け
お次はコブラ抜けについて。コブラという因子は抜けやすくて、累代しているとなかなかの高頻度でコブラ抜けが出てきます。どの品種でも一腹に一匹くらいの感覚です。
下地はこんな感じ。パープル調の色彩ですね。
左がレッドレースコブラのコブラ抜け、右がメタルブラックレースのコブラ抜けです。
ここから分かるのは、まず尾筒の黒はシルバーボディ由来とは別であることです。
そして2つ目は前回説明したメタルブラックレースとは尾びれは別であることを更に補足する形となります。
個人的にはこの下地はレースになると何処へ行ってしまうのだろうという疑問。
最後に出てきたリアルの雌。若い雄にも追わせているのですが、掛からないで終わりそうです;;
この品種の説明と記録の写真は必要十分だと思うので今回で終了予定です。撮影の時間が取れれば今世代の個体を〆として載せるかもしれません。
ではでは。