背びれ最強のフルレッドを作る
久々のブリード記録じゃ!
タイトル通り、今回は背びれの大きなフルレッドを作っていこうと思います。
とは言ったものの、原型としては8割方出来上がっており、後は煮詰めるだけの作業になります。
種に使うのは我が家のフルレッド8ヶ月~。
低温管理していたので、月齢のわりに小柄ではありますが、まだまだ元気です。
オスが追わなくなってしまったので、低温飼育に切り替えることで晩成型に育てています。
稚魚は2か月くらい前に採れているので、そちらと戻し交配できるまで維持するためのテクニックです。
ちなみにメスは2匹だけ残して、残りはヤフオクのほうで販売させていただきました。
写真のメスは残したうちの1匹です。
見ての通り、しっかりとハイドーサル因子が継承されていますが、背びれの大きさはこの系統の中では小さいほうです。
それでも背びれが小さいメスを残したのは、尾びれを維持するためにこのような個体が必要だからですね。
背びればかり追ってしまうと、尾びれがめちゃくちゃになってしまうので、あえてこのようなメスを残しています。
そしてこちらが背びれ本命のメス。
こーれはやばいですよ。うちで1番背びれの大きな個体です。
背びれが収まりきらないので上手く撮れません。
結構シャッターを切っているのですが難しい。
まだ5.5センチくらいなので、フルサイズまでもう2段階くらい伸びしろがあります。
このメスは尾筒の色彩がめっちゃ綺麗です。
サイズ感が伝われば嬉しい。
キリがないので撮りやめました。
どちらのメスも卵が控えているので、掛かればすぐ産みますね~。
ちなみにオスはこんな感じ。
もうヘロヘロ~って感じで種にはなりません。
メスの尾びれは小さめですが、以外にもオスの尾びれはつきます。
赤の発色もかなり濃いめですが、ほっぺから腹までの発色に少し欠けるかな。
とはいえ、ハイドーサル系のフルレッドは薄い朱色のタイプが多いので、背びれ重視にしてはそこそこ良いほうなのではないかと思います。
話を戻しますが、今回はこのメスと戻し交配をさせるための若いオスを選びに行こうと思います。
同系フルレッドの2~2か月半水槽。
採れればいいや~みたいな感じの緩く育てている水槽ですが、ここから探していこうと思います。
というかこの2本しかない^^;
後々販売に出すことを考えると、両水槽のオスをごちゃまぜにするのは嫌だったので、大きいほうの水槽から選ぶことにしました。
蛍光灯だけなのでうまく撮れなかった;;
ザ若魚って感じのサイズ感です。メスを追わせるだけなら最高のサイズですね。
とりあえず赤の発色が良い個体だけ抜きました。\わちゃわちゃ/
まだこめかみの発色しかありませんが、フルレッドってこの段階でもかなり差がでますよね。
ふむふむ…。
良いね。背びれとの兼ね合いを見て数匹選出しました。
丸洗いした水槽に突っ込んで1本完成。
後は任せたぞ!!!
1本といったのは、まだ掛けたい個体がいるからですね。
背びれ最強のフルレッドリボンを作る
もう1つ採りたいメスはこちらのリボンちゃん。これは他所の個体です。
背びれの発色が薄いですが、素質はありそう。
まぁ作っていく楽しみもありますからね。
もう何枚かパシャリ。
ちなみにこの子は元々ペアだったのですが、オスを突き56しています。
オスがかなり悲惨な状況だったので記事の資料用に撮影したのですが、間違えてSDカードをフォーマットしてしまい写真が全部飛びました;;
復元もかなわずお釈迦です。
最後に1枚。
話を戻し、このメスにあてがう子は小さい方の水槽から選ぶことにしました。
ん~…赤の濃さはこの腹のほうが良いかもしれない。
メスの系統は朱色系だったので、赤を濃くする兼ね合いで丁度良いかもしれないですね。
もう1本のS水槽にオス2匹投下。良い感じに追ってくれています。
2匹いればメスがまた狂暴化しても、上手くヘイトを散らしてくれますし、この子達の活躍に期待しましょう。
これで私の仕事はいつも通り、エサを与えて水換えするだけ。
我が家の系統は既に繋がっているので、のらりくらりと見守っていきます。
リボンは取れてくれないと繋がらなので、どうにか頼んだぞ…。