グッピーコンテスト優勝を目指す男の飼育日記

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ラズリーブルーグラスの作出③

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今回は番外編。

ラズリーブルーグラスの選外と、同腹メスについて記録していきたいと思います。

 

これはどのような個体を選外にしているのか?という点を読者の方に共有するのが目的です。

 

メスに関しては所謂雑種の状態になりますので、特に活用点はないかもしれませんが、目を肥やしておくことに繋がるかと思います。

 

今回は紹介するだけの記事なので、サクサク行きますよ~。

1匹目

この子は選外にした中では比較的良いと思う個体です。

ぱっと見良さげですが、気になる点は2つ。

 

・背びれに柄が全くない

・尾の黄色が強い

 

尾の形やドットはそこそこ良いですし、ラズリーもしっかりしているので、もしもの予備には使えるかな?

 

ただ、ラズリーブルーグラスの交配水槽は既に4本組んでいますので、出番は恐らくないですね。

後に控えている3腹からも。更に優秀な子が出てくると思います。

2匹目

これは流石に議論の余地なしかな。

3匹目

ラズリーブルーグラスとしての選外は以上の3匹です。

こちらは交配に使っている子達ですが、ぱっと見で良し悪しの差が見て取れるのではないかと思います。

 

残りの選外は残り胎で出てきたブルーグラスだったり、ラズリー抜けです。

 

残り胎のブルーグラスと、ラズリー抜けのブルーグラス擬きが何故判別できるのか?

それについては別記事で補完したいと思います。

 

次は同腹メスを載せていきます。

数が非常に多いので表現が似た個体は省き、一部のみ抜粋します。

1、2匹目

Xブルーテール Xグラスの雑種です。
特に役立つようなアレではないので、グラスとブルーテールの雑種はこんな感じになるんだなぁくらいの認識で結構です。

 

先に載せた二匹はRRらしき個体。

右の個体は相対的に見たらRRじゃないかぁと思いますが、あまり自信ないです。

3、4,5匹目

お次はRrらしき個体。

ブルーモザイクの若いメスに少し似ていますね。

 

メスは他にも20匹近くいますが、Xの遺伝子構成は全て同じなので、いずれもこんな感じです。

親がRrであるという証明

今回の親はこの2匹ですが、オスメス共にRrだったと説明しました。

その証明方法としては、ブラオが出たかどうかで簡単に判別することが出来ます。

 

片親がレッドだった場合、ブラオは絶対に出てこないからですね。

オス(RR) × メス(Rr)=RR50% Rr50% rr0%

オス(Rr) × メス(RR)=RR50% Rr50% rr0%

(RR=レッド Rr=ブルー rr=ブラオ)

同腹ブラオの写真をペタッと。

これで証明完了です。

 

ちなみにブラオは産まれた直後でも見分けられるので、親がブルーなのかレッドなのかということは子供を採って直ぐに分かります。

基本的な知識ですが、グッピーの累代をする際に何かと便利な判別方法です。

 

私の場合はブラオ遺伝子を持つ品種から子供が採れたら、メスがレッドなのかブルーなのか記載するようにしています。

稚魚が採れたら、水に強い養成テープを小さく切って、プラケや水槽に貼ります。

養成テープに直接、油性のペンで詳細を記載。

記載する内容は以下の通り。

・誕生日(必須)

・品種名(必須)

・メスのブラオ遺伝子(RRなのかRrなのか?)

ブラオ遺伝子が使われている品種のみ記載。

オスは基本Rrしか使わないので、メスの構成しか書きません。

RRやrrのオスを使った場合はオス→メスの順で右のように書いています(RR×rr)

・尾びれの形や表現など

メスの表現を強く意識している場合、尾びれの形や模様などを簡易的に書くことがあります。

・種親か否か

厳しく選別した種親や良さげな親の場合は分かるようにマークします。

適当に採った場合は誕生日と品種名のみ。

記録個体は余ったブラインを与えたり、上段の見やすい位置で育てたりと、若干VIP待遇。

養成テープに書くペンは普通のマッキーで大丈夫です。
ボールペンだと掠れたり、細くて見にくいので、消えない油性ペンがオススメ。
水槽移動の際、手軽に張り替えられるので便利ですよ。
 
さて、ラズリーブルーグラスの記事についてはこれでひと段落ですね。
次のステップは新しい仔が採れて育ってからになると思うので、数か月後になります。
 
先が長いですが、グッピーの成長はいつもあっという間。
是非、経過を楽しみに待っていただけたら嬉しいです。
ではでは。