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ダイソーの”きざみねぎ保存パック”を産仔ケースに使ったら意外な結果に!?

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ダイソーの”きざみねぎ保存パック”を産仔ケースに使ったら意外な結果に!?

産仔ケース第2弾!

今回はダイソーの”きざみねぎ保存パック”を、産仔ケースとして使ってみたインプレを書いていこうと思います。

 

産仔ケースの代用品としてはそこそこ有名なので、知っている人も多いのではないでしょうか?

期待値はマックスですが、果たして実際の使用感は如何に!?

ダイソー きざみねぎ保存パック

外観はこちら。

サイズは小さめのプラケースを、高さだけ半分にした感じかな。

水量も結構入りそうで、ファーストインプレッションは悪くないです。

きざみねぎパックの作りをチェック!

きざみねぎ保存パックも例の如く、容器+ざる+蓋の3つで構成されています。

余計なものを揃える必要がないのは嬉しいですね。

スリットは底部分のみ

本来は水切り用の穴として、底が網目になっています。

網目はそこそこ大きく、稚魚は通過できそうな大きさ。

 

しかし、稚魚が網目に対して垂直、つまり頭を下に向けないと通過出来ません。

前回の記事では殆どの稚魚が横のスリットから通過していたので、ここは不安要素かもしれないですね。

 

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前回の記事はこちら

水量は問題なし

7割程度の水量を測ってみました。

結果は約450ミリリットル。

 

個人的には1リットルくらいあれば安心できますが、親魚を隔離しておくにはとりあえず問題ない水量かと思います。

 

それでもプラケースよりはかなり少なめなので、定期的に換水が必要ですね。

 

また、親魚を狭いケースに閉じ込めると、ストレスから暴れたりしてスレ傷に繋がることもあります。

産むまで放置せず、コンディションは毎日確認しましょう。

こういった時にアクアセイフのような粘膜保護剤があると、グッピー飼育が捗ります。
カルキ抜きとしても使えるので、用意しておいて損はないですね。

私の中で粘膜保護剤と言えばアクアセイフですが、最近はこちらの粘膜保護剤が人気のようです。
インスタで使ってるブリーダーさんを良く見ますね。

実際の使用感

親魚を入れた所トラブル発生。

ざるが浮き上がり、親魚が水面までリフトアップされてしまいました。

 

これ、本当に大丈夫か!?w

浮かないように改めてセットしました。

ざるの比重はサスペンド状態で、少し衝撃があると浮き上がってしまいます。

これは使っているうちに、浮かないように馴染むのかな…?

稚魚の隔離力は微妙

産仔が始まりました!!!

 

って1匹も隔離できてねぇーーーwwwww

そのまま放っておいたら、また勝手にリフトアップしていました。

まぁ…稚魚は強制的に隔離されましたね。

 

このままでも死んでしまう事はないでしょうが、放置したら尾裂けやスレ傷は避けられないでしょう。

これは良くないぞ。。。

とりあえず、ざるを戻しました。

しかし、やはり稚魚が全然落ちていかない。

ざるの形が悪いのかもしれない

暫く様子を見ていたら、稚魚の殆どが隔離出来ました。

この感じだと、ざるが機能していないですね。

恐らく稚魚の殆どは”C字部分”から通過しているのではないかと思います、

稚魚は喰われたのか?

白い糞が落ちていたので、稚魚は少しだけ喰われてます。

 

しかし、稚魚が全然隔離できなかった割には、意外と食べられていないですね。

 

これは親魚がRREAで目が悪く、あまり仔食いをしない傾向にあるからです。

稚魚が親に喰われる原因は殆どがリアクションバイト、つまり反射的な部分が多いので、RREAのように目が悪いと反応しにくいという事。

 

つまり、ノーマル(グレー体色)の親だったら、もっと食べられてしまうでしょうね。

 

もっとも仔食いは性格的な部分もあるので、RREAで仔食いしまくるメスもいます。

少なくとも今回のメスは大人しい方だったので、あまり喰われずに済みました。

産仔後のプラケとしてはそこそこ有用

100均の産仔ケース(代用品)としては水量が比較的ある方なので、産仔後のプラケとしてはそこそこ有用です。

これなら半月くらいは飼育しても問題ないかな。

 

1か月サイズまで引っ張るには水量不足です。

成長が鈍るので、水槽か大きめのプラケに移動させましょう。

このケースのままプラケ飼育をする場合、エサは勿論ブラインシュリンプで。
人工飼料は止水だと動かないので、あまり食べてくれないです。

評価

最後に産仔ケースとしての評価をまとめます。

稚魚の保護:★☆☆☆☆

かなり問題あり。

全く隔離できないわけではないですが、スリット通過までに時間が掛かりすぎています。

 

もっと小さい稚魚なら通過してくれるのかも?

今回産まれた稚魚は少し大きめだったので、それも影響しているかもしれません。

水量:★★★☆☆

必要充分って感じ。

 

500ミリリットル程度では水質が悪化しやすいので、事前のエサ切りと定期的な換水は必要です。

コスパ:★★★★★

コスパ面においては最高ですね。

個人的オススメ度:☆☆☆☆☆

先述のリフトアップ事件があったので、私の立場からは全くオススメできないです。

 

それがなかったとしても★★☆☆☆くらい。

隔離力が低くて不安しかありません。

 

また、産まれてそのまま飼育できるとは言え、水量は普通のプラケよりだいぶ少ないです。

ここまで狭いケースで飼育するメリットはないので、早急に通常のプラケースに移行して育てた方が良いですね。

 

私の個人的感想はこんな感じで、詳しい解説も不要かなと思います…。

 

だってオススメできないんだもん(´・_・`)

まとめ

今回はダイソーの”きざみねぎ保存パック”を産仔ケースとして使ってみました。

 
更なる産仔ケース代用品を求め、引き続き調査していきたいと思います。