グッピーコンテスト優勝を目指す男の飼育日記

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RREAラズリーネオンタキシードの作出④RREA完成!

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前回↑

今回は2世代目で得られたRREA個体のまとめ。

まだまだ量産には程遠い状態ですが、満足いく個体も出てきたので見ていただければ幸いです。

オス1匹目

この交配のゴール地点であるRREAラズリーネオンタキシードです。

戻し交配から産まれてきた個体ですが、いかがでしょうか?

個人的には…最高に綺麗です!

やはり何といってもボディのラズリーですよね。

全身がブルーに輝いています。

 

この発色を例えるなら、アクアマリンの発色をシンガーブルーの面積で表現した感じかな。

オリジナルという補正もありますが、個人的にRREAネオンタキシード系品種では一番美しいと思います。

ここまで作ってきた甲斐のある1匹ですね。

多めに撮ったので貼っておきます。

レンズに水垢がついていたので、少しだけピント甘いのが残念。

ピークになったら撮りなおします。

左は照明直下、右は照明真横の比較です。

ネオンテールも濃くて良い感じ。

オス2、3匹目

ここからは若魚の写真になります。これは選外の個体。

先の個体から一転、後続の腹からはイマイチ良い個体がでなかったんですよね。

まだまだ作り込みが必要だと思います。

 

ラズリーは良いですが、左の個体は細くて尾形が甘い、右は尾ムラなのが理由です。

ブルーが濃くて綺麗ではあるんですけどね、惜しい個体でした。

 

外してしまった原因としては、交配するメスを若い時に選んだので単純な選別ミスですね。

やはりちゃんと育ててから選ばないと失敗するか。。。

トパーズメスなんか若い時は個性がなくても、大きくなってからムラが顕在化したりしますからね。

オス4、5匹目

これも適当に撮った選外。

ボディのラズリーが弱く、黄色っぽいんですよね。

ラズリー感がない個体を使うと表現が1発で崩れる可能性が高いので、ここは妥協できません。

 

私の明確な選別基準として、トパーズと区別できない個体はアウトにしました。

ボディがギラギラな個体を殖やしていきたいです。

オス6匹目

一方、選別で残した個体はこんな感じ。

全然違いますよね。

他は写真撮りませんでしたが、これと似た個体3匹を親に選びました。

選外と比較するとこんな感じ、ボディが全然違います(´・_・`)

右はラズリーが飛んでいる可能性が高そうですね。

オス7~11匹目

ここからはレッドになります。

前記事で書いた通り、出来の良し悪しはレッドに大きく反映されますね。

今回、レッドは交配に使っていません。

良さそうなレッドが居なかったからという点もありますが、不安定な状態でブラオを使うのは危ないという判断。

これは黄色味の強い個体でレッドバージョンですね。

こういう個体に限って尾は綺麗なんだよな~。

 

この個体がラズリー抜けと仮定すると…。

「ラズリー抜けでは綺麗になる=ラズリーが入る事で難易度が上がる」

とも言えそうです。

 

実際、アクアマリン等と比べると難しいのは事実かなと感じています。

ボディに青を入れる遺伝子の中だと、相当難しい部類なんじゃないかな?

メス1、2匹目

同腹のメスですね。

写真の他にもう1匹いますが、酷似しているので省略します。

 

固定自体は終わったので次は同胎で採りたいと思い、RREAメス3匹をブルーオスと交配しています。

メス3、4匹目

同腹のブラオメス。

先の通り交配には使いません。

今回の進捗としては以上!

次のステップは数を殖やすことと、クオリティの向上かな。

並行してリボン化も行っているので楽しみではあります。

 

こうして見るとクオリティ的にはまだ不安定なので、同胎で採らずに今一度差し替えは必要なのかもしれないですね。

 

しかし、それは想定内。

前回記事で書き忘れた気がしますが、グレー体色のオスはトパーズメスと再度掛けなおしました。

既に5腹前後は採れましたので、3世代目に関してはもう万全だと思います。

 

ただ、グレーとリアルの交配ではいつまでも量産出来ないんですよね。

そういった意味でも、RREA同士の交配はいずれ必要不可欠です。

 

今回は博打レベルの交配ですが、オスを妥協してないので期待は出来るかなと思います。(まだ採れてないけど(´・_・`))

 

今シーズンのラズリーネオンタキシードはこれで記録おしまいですので、3世代目が育ってきたらお見せします。

では('ω')ノ