前回の続きです。
前置きは省略してグッピー紹介いきます。
RREAレッドドラゴン
レッドドラゴンのリアルです。
日本ではまだ流通していない最新品種ですね~。
クリックで大きくなります。
元の系統のクオリティも非常に良いのですが、RREAになることでコブラ模様が浮き上がりやすくなるようです。
左は逆光で撮影。
発色は比較的安定しており、どんな撮影環境でもおよそ同じ発色をしてくれます。
まだまだ若魚サイズですが、非常に良く完成された個体だと思います。
やはり赤系品種とRREAは相性最高ですね。
メスはこちら。
ドラゴンのメスはグレー体色ならコブラ模様が確認できる事があります。
ただ、この子はRREAのせいかコブラ模様は確認できないですね。
オスと違い撮影環境で見え方がかなり変わります。
横から光を当てるとパープルっぽい発色に映りました。
これはRREAレッド〇〇系品種のメス全般で確認できる現象です。
また、この手の品種なら珍しくない事ですが、ハイドーサルの遺伝子が入っていますね。
基本的な見え方はオレンジ調です。
お腹はまだ膨らんできていないですが、卵が確認できました。
コンディションは安定しているので、次世代に繋げたいところです。
尾びれの表現。
ドラゴンには様々な表現がありますが、この子はしっかりと尾柄が入って子供の表現も期待できますね。
RREAブルードラゴン
レッドがいれば、勿論ブルードラゴンもいるというわけでして。
涼しげなクリアテールが映えています。
非常に難解なブルードラゴンですが、RREAでありながら尾柄とコブラ模様が綺麗に表現されていますね。
素晴らしい出来栄えです。
これまでドラゴン品種の飼育はあえて避けてきたのですが、このRREAブルードラゴンを見て導入を決意しました。
これは是が非でも増やしたい品種です。
横から光を当てると非常に鮮やかで惚れ惚れします。
日本は勿論、本場でも滅多に出回らない最新品種です。
問題なのはメス。
いや、特に問題はないのですが、ブラオかーいw
まぁ、ブラオが送られてきたということはブルー系統のメスである証拠ではあります。
と、無理やりポジティブに考えてみる。。。
RREAのブラオはサイズが上がりにくい傾向にあるのですが、この子は既に親サイズなので子供を採る分には問題なさそうです。
お腹は細身ですが、一応卵は降りてきています。
プラチナブルードラゴン
インボイスはプラチナグリーンドラゴン。
ブルードラゴンのプラチナタイプですね。
2年前非常に好評いただいていた品種です。
プラチナの発色が輝いて綺麗です。
普通のブルードラゴンより難易度が高い事を考慮すると、良くできた個体だと思います。
現在流通しているドラゴンは尾筒が真っ黒につぶれてしまった系統が多くみられます。
タキシードに浮き出るコブラはドラゴンの特徴でもあるので、しっかりと維持していきたいですね。
ドラゴンの表現はレース調、モザイク調、グラス調など様々ありますが、いずれにせよメスの表現を見る事が非常に重要です。
こちらはドットタイプの表現が良く出ており、うっすら浮き上がったコブラ模様が確認できます。
ドラゴンの特徴を維持していくには、このコブラ模様がうっすら出ているメスから採る事が非常に重要だと思っています。
見づらいですが、尾筒の発色が確認できるでしょうか?
この表現のメスは非常に有用だと思います。
ブルードラゴン
ラストはブルードラゴンです。
お察しの通り、本日はドラゴンシリーズの紹介となっています。
尾びれはレース調の表現で、ボディに関してはもう最高ですね。
まだ若魚ですが、私が見てきた限りではナンバーワンのボディです。
この子はブルードラゴンのリボンのペアとして輸入したのですが、リボンメスは拒食を拗らせてしまい、何も口にせず死んでしまいました。
RREAドラゴンのリボン化に使おうと思っていたのですが、これは仕方ない。
リボンメスも非常に良い個体だったことから、完成度の高い系統だったのだと思います。
せめて撮影だけでもしておけば良かった…。
こんな良い系統を放っておくのは勿体ないですし、別系統が増えるまでは持ちそうにないので、リボンメスは後日再輸入する予定です。
同じ系統が来ればよいのですが、はたして。
今回は以上。次回ラストです。