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【完全版】グッピーの飼育についてブリーダーが初心者に向けて分かりやすく解説

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グッピーの飼育

熱帯魚を代表する魚といえば何を思いつきますか?

 

ネオンテトラ?ベタ?確かにアクアリストに人気の魚ですね。

コアな方はエンゼルフィッシュディスカスと答えるかもしれません。

 

しかし、熱帯魚を代表する魚といえば「グッピーではないでしょうか。

鮮やかな色彩と優雅で長いヒレを持つグッピーは人気が高く、多くのアクアリウムショップでも取り扱われています。

 

今回はグッピーの基本となる飼育方法について詳しく解説していきます。

熱帯魚飼育が初めての初心者さんにも分かるよう、丁寧に説明していきますので、参考にしていただけたら幸いです。

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グッピーってなんだ!?基本のプロフィールについて

グッピーってどんな魚なの?」

という方に向けて、簡単にグッピーを紹介したいと思います。

グッピーの歴史

グッピーは植物学者であるレクメア・グッピー氏によって発見されたことから「グッピーと呼ばれるようになりました。

正式な学名は「ポエキリア・レティキュラータ」です。

原種のグッピーは1,850年ごろ南米北部で発見され、日本には1920年ごろ輸入されました。

 

現在、アクアリウムで親しまれているグッピーは改良品種です。

沢山の品種改良を経て、現在の長いヒレや鮮やかな色彩を手に入れました。

 

グッピーには無数の品種がありますが、元を辿るとその殆どは海外発祥です。

しかし、ブルーグラスなど日本で作出された品種も存在しています。

 

品種改良のために様々な交配が行われたグッピーですが、現在では多くの遺伝子が解明されており、知識があれば狙った品種を作ることも可能になりました。

一方、新しい遺伝子や品種も現在進行形で登場しており、グッピーの進化は未だに留まることを知りません。

グッピーの特徴

グッピーには他の魚にない特徴が多くありますが、今回はグッピーが初心者にオススメと言われる理由を踏まえながら紹介したいと思います。

水質の悪化にめっぽう強い

熱帯魚を飼育していると、糞などから魚に有害な毒素が発生します。

発生した毒素を無毒化するためには、濾過バクテリアを用いて糞を分解する必要があります。

しかし、分解されたからと言って完全に無毒になるわけではなく、徐々に水質というものは悪化してきます。

 

水質が悪化してくると敏感な熱帯魚ほど体調を崩したり病気を起こしやすく、最悪の場合は死んでしまうことも…。

 

しかし、グッピーは熱帯魚の中では特に水の汚れに強い魚です。

水質管理に慣れていない初心者さんの環境でも適応しやすく、水質悪化に強い点がオススメな理由の1つと言えます。

繁殖が容易

グッピーは「放っておいても繁殖する」、「増えすぎ」と言われるほど繁殖が容易な魚です。

 

その理由はグッピー卵胎生と呼ばれる特殊な繁殖形態を取っているからですね。

 

卵胎生とは、お腹の中で卵を孵化させてから稚魚を産む繫殖形態のことです。

卵の管理がいらない、産まれる稚魚が大きくて生存率が高いなどのメリットがあります。

 

交尾の際、オスはゴノポディウムと呼ばれる交接器をメスに挿入し、精子を送り込みます。

しかも驚くことに、メスはオスの精子を体内に保管でき、3回程度は貯蓄した精子を用いて子供を作ることが出来ます。

つまり、飼育下でオスが死んでしまっても、メスは貯蓄した精子で長期間子供を産むことができます。

この繁殖力の強さから、グッピーは初心者さんの飼育下でも簡単には絶滅しません。

 

ちなみにメスのグッピーは約1か月の周期で子供を産みます。

初産では10数匹程度ですが、出産を繰り返して大きくなるほど出産数も増える傾向があります。

一度に産む数の平均は30~50匹程度で、多いときは100匹以上産むこともありますよ!

グッピー飼育環境の基本

本題となるグッピーの飼育方法について説明します。

始めにグッピーを飼育するための環境について解説し、具体的な立ち上げ方を紹介していきますね。

グッピー飼育の水槽について

グッピーは小さい熱帯魚なので、小型の水槽で飼育可能です。

しかし、小型水槽は水質が悪化しやすい為、最低でも10リットルの水量は確保すべきですね。

また、グッピーは非常に増える魚です。

過密になると水質が悪化しやすくなり、小型水槽だとキャパシティーオーバーを引き起こしかねません。

 

繁殖を見越しておくのであれば、20~30リットルある水槽なら安心して飼育することが出来ます。

 

勿論、水量が多いほど水質が安定しますので、理論上は大きい水槽ほど飼育は容易です。

しかし、初心者さんがグッピー飼育を始めるうえで60センチ水槽などは正直手に余ると思いますので、無理に大きい水槽を用意しなくても全然大丈夫です。

グッピー飼育に最適な水温

グッピーは適水温の幅が広く、23~28℃の範囲内であれば健康に飼育することが出来ます。

短期間であれば多少この範囲を超えても大丈夫です。

 

ただし、グッピーは急な水温変化には強くありません。

水温の異なる水槽に突然移したり、1日の水温変化が大きくならないようにしましょう。

グッピーを飼育する際の温度管理法

1年を通して、グッピーの適水温を超える時期が2回あります。

それは夏と冬です。

夏場、水温が30℃を超えるほど暑くなってしまうようであれば、水槽用クーラーファンを用いて、水温を下げる工夫を行ってください。

 

そして、冬場はグッピーが生きられない程、水温が低くなってしまいます。

水温を上げるための水槽用ヒーターがありますので、冬場はヒーターを用いて加温を行うようにしましょう。

温度をコントロールできるサーモスタットがついている商品がオススメです。

グッピーが飼育できる水質

グッピーは一般的な熱帯魚が飼える環境であれば問題なく飼育することが出来ます。

 

しかし、多くの熱帯魚と違う点が一つあります。

それはグッピーが中性~弱アルカリ性のPHを好むという事です。

多くの熱帯魚はPHの低い弱酸性の環境を好むため、間違えないように注意しましょう。

 

PHを下げる水質調整剤などはグッピーに取っては逆効果になります。

後々触れますが、PHを低下させる「ソイル」と呼ばれる底砂もグッピーにはあまり向いていません。

グッピー飼育水槽の作り方

次にグッピー飼育水槽の作り方を解説していきます。

是非、立ち上げの参考にしてみてください。

1.水槽を設置する

まずはグッピーを入れるための水槽を配置しましょう。

小さな水槽でも飼育可能ですが、子供が産まれることを考慮すると、20~30リットル程度の水槽が初心者さんにはベスト

レイアウトも考慮すると30キューブのオールガラス水槽などがコンパクトかつ、見栄えもお洒落でオススメです。

グッピー飼育では、入門用として売られている5リットル程度の超小型水槽はハッキリとオススメしません

グッピーはオスメス揃っていれば狙っていなくても繁殖するからです。

(繫殖しないオスのみ飼育なら最悪OK)

 

産まれた子供を育てるために、最低でも10リットル程度は確保するようにしましょう。

2.底砂を敷く

水槽が用意できたら、水槽に敷くための底砂を敷きましょう。

底砂は見栄えに関わるだけでなく、汚れを堆積させて水質の急変を防いだり、バクテリアを定着させて濾過を行う働きがあります。

 

底砂は3~5センチ程度敷けば充分です。

水草を植える場合は厚く敷いても構いませんが、厚すぎると底砂の中で水が淀んで病気の原因になりますので、注意しましょう。

 

底砂にも沢山の種類がありますので、グッピー飼育で代表的なものを紹介したいと思います。

大磯砂(オススメ)

グッピー飼育に一番のオススメは大磯砂です。

ベーシックな底砂で水質への影響が少なく、水道水のPHである弱アルカリ~中性を保つことが出来ます。

 

製品によっては弱アルカリに傾けることがありますが、グッピーは弱アルカリ~中性の水を好みますので、非常に相性の良い底砂ですね。

大磯砂には様々なサイズがありますが、グッピーには中目が最適です。

 

グッピーの餌は小さいので、底砂が大きいと隙間に埋もれてしまい、水質悪化につながります。

逆に小さすぎると底砂の中で水が淀みやすく、病気の原因に繋がります。

これらの理由から、グッピーの飼育には大磯の中目を使いましょう。

 

新品の大磯砂からは濁りが出ますので、バケツなどで良く洗浄してから水槽に敷いてください。

ソイル(飼育可)

グッピーはソイルでも飼育できます。

ソイルとは土を焼き固めた底砂で、水草が育ちやすい、PHを酸性に傾ける、汚れを吸着するなどの特性があります。

弱酸性を好む多くの熱帯魚や、水質に敏感なシュリンプの飼育などに適しています。

 

しかし、グッピーは中性~弱アルカリ性を好みますので、PHを弱酸性にするソイルは相性が良くありません。

 

他にもメンテナンス性の低さなど、グッピーと相性の悪い点が存在します。

 

ソイルでのグッピー飼育はあくまで可能というレベルなので、無理に使うメリットはありません。

水草や他の熱帯魚をメインに考える場合のみ使用してください。

ベアタンク(ベテラン向け)

グッピーの飼育には底砂を敷かない「ベアタンク」という飼育法があります。

メンテナンス性が非常に高く、頻繁に水換えを行う方にとってはベストな飼育方です。

 

しかし、水質が急変しやすく初心者にはオススメしません

まずは基本的を学び、飼育に慣れてきたらチャレンジしてみると良いでしょう。

3.フィルターを設置する

フィルターは糞から出た汚れを分解し、飼育水を濾過するアイテムです。

グッピーが飼育できる環境を維持するには必須なので、必ず用意しましょう。

 

今回は30リットル以下の小型水槽向けで、グッピー飼育初心者さんにオススメのフィルターを紹介したいと思います。

ずばり、グッピー初心者さんにオススメのフィルターは、投げ込みフィルターか外掛けフィルターです。

 

何故オススメなのかというと、双方ともに立ち上げ初期でも濾過が機能しやすく、導入も簡単で安価だからです。

投げ込みフィルターと外掛けフィルターには活性炭など毒素を吸着できる濾材が含まれている為、濾過バクテリアが少ない初期環境でも水質悪化を防ぐことが出来ます。

 

デメリットは定期的に濾材の買い替えが必要な事です。

様々なサイズがありますので、水槽サイズや水量に適合する製品を購入してください。

投げ込みフィルターと外掛けフィルターどっちがいいの?

投げ込みフィルターと外掛けフィルターに大きな性能差はありませんが、双方の特徴について解説しておこうと思います。

 

投げ込みフィルターはエアーポンプを用いて、エアーの上昇を用いてフィルター内に水を通す仕組みです。

いわゆるブクブクですね。

 

投げ込みフィルターの特徴はエアーを使うという点で、水面を揺らすことで酸素供給を行うことが出来ます。

酸素が多い環境はグッピーにも望ましく、大きなメリットです。

 

しかし、気泡のはじけるブクブク音が発生します。

個室や寝室などに置くのであれば、人によっては音が気になるかもしれません。

外掛けフィルターの特徴はメンテナンス性が高いということですね。

濾材部分にアクセスしやすいので、濾材交換などが投げ込みフィルターよりも圧倒的に楽です。

 

外掛けフィルターはモーターで通水しますので、多少のモーター音や排水時に水のちょろちょろ~という音が発生する事があります。

音が気になるという方には水槽内に設置するようなフィルターもあります。

水中に置くので静穏性が高く、濾過能力も大差ありません。

ただし、若干お値段が高い傾向にあるので、予算を多めに用意できる人は検討してみてください。

 

ここまで読んで、「水槽とフィルター揃えるの面倒だなー」という方は水槽セットを購入するのが1番手っ取り早いと思います。

4.照明を配置する

水槽、フィルター、底砂を敷けばグッピーを飼育する環境は殆ど完成です。

最後に、鑑賞用の照明を配置しましょう。

LED照明が明るくて電気代も安くオススメです。

アクアリウム用の照明は水草の成長にも適していますので、水草を植えてレイアウトするのも良いですね。

 

これでグッピー飼育の環境は完成です。

最後に水槽の立ち上げを行っていきましょう。

5.水槽を空回しする

一式が用意できたら、グッピーを飼育するための水作りを行います。

カルキを抜いた水道水を水槽に入れ、フィルターを稼働させましょう。

立ち上げ初期は濾過を行うためのバクテリアがいない為、水質が悪化しやすいです。

飼育開始直後のトラブルを避けるため、グッピーを入れる前に最低でも一週間程度は空回しする事をオススメします。

 

立ち上げてから濁りが発生する場合は、濁りが出なくなるまで空回しを起こってください。

濁りが酷ければ、水換えを行っても構いません。

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グッピーの購入と導入

飼育環境が容易出来たら、早速グッピーを導入しましょう!

ここではグッピーの買い際のコツから、導入方法を解説します。

国産グッピーと外国産グッピー

グッピーには国産グッピーと外国産グッピーの2種類が存在します。

読んで字のごとく、国内で増やされたグッピーと輸入物のグッピーですね。

国産グッピーはペア1000円程度で、同じ品種のオスメスで販売されています。

国内で育っているので適応力が高く、クオリティが高いことが特徴です。

外国産グッピーは様々な品種がごちゃまぜになって販売されており、まとめてミックスグッピーと呼ばれることもあります。

勘違いされがちですが、販売時にごちゃまぜになっているだけで雑種ではありません。

安価な事が特徴で、オスメス別に1匹数百円で販売されています。

 

どちらを購入するかは飼育者さんの自由ですが、初心者さんは外国産グッピーを選ぶ傾向にあります。

 

また、外国産グッピーは国産グッピーが抗体を持っていない病気を保有している事が多く、双方の混泳は基本的にできません。

外国産グッピーを飼育した水槽では、国産グッピーの飼育は難しくなってしまうのでよく考えてから決めてください。

 

手塩にかけて育てられた国産グッピーは本当に美麗なので、グッピーをブリードしている私としては是非国産グッピーを飼育していただきたいと思っています。

グッピーの買い方

グッピーを購入する上で、初心者さんには実店舗での購入をオススメします。

特に外国産グッピーは輸送でコンディションが悪い事が多く、病気になっている事も珍しくありません。

実店舗であれば個体の健康状態も見れますし、お気に入りの子を選ぶことも出来ますよ。

購入するグッピーを選ぶ際はヒレをピンと張っていて、ビュンビュンと泳ぎ回る元気な個体を選びましょう。

ヒレをずっと閉じている個体や、背曲がりの個体を選んではいけません。

 

メスはお腹が軽く膨れていると望ましいです。

お腹の大きいメスは妊娠している事もありますが、不自然にお腹が膨れすぎていると病気な事もあります。

初心者さんには見分けが難しいので、少しふくよかなくらいのメスがベストです。

 

国産グッピーで買い方は一緒ですが、好みの品種が見つからなければ専門店から購入する事も可能です。

レアな品種は勿論、クオリティの高いグッピーが欲しい方は是非。

今は通販に対応しているお店が多いので、全国どこでも買う出来ますよ。

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グッピーの購入数

グッピーの飼育を始める際、購入する数は2ペア~3ペアがベストです。

 

グッピーは簡単に増えるので、大量に群泳させる必要はありません。

寧ろ、子供が育つためのスペースが必要なので、少ない方が有利。

 

しかし、1ペアだと片方が死んだら繫殖できなくなってしまいますので、2ペア~3ペアでのスタートアップがオススメです。

グッピーの導入方法

グッピーを購入したら、水槽への導入を行います。

特別な道具などは不要ですので、導入時の参考にしてみてください。

1.水温を合わせる

グッピー急な温度変化に弱いので、袋のまま水槽に浮かべて温度合わせを行いましょう。

30分ほど浮かべておけば、水槽と袋の水温が一緒になります。

 

くれぐれも袋を開けてそのままドボンはやめましょう。

グッピーに大きなストレスがかかり、体調を崩す原因になります。

2.袋を切る

温度合わせが終わったら袋に半分ほど切れ込みを入れます。

こうすることで、水槽と袋の水が徐々に混ざり、グッピーにかかるストレスを軽減することが出来ます。

3.グッピーが水槽に出るまで待つ

そのまま置いておけば、水槽の水に慣れたグッピーが袋から出ていきます。

 

他の導入方法もありますが、グッピー剛健な魚なので水合わせはこの方法で大丈夫です。

グッピーの飼育方法

グッピーを健康に飼育するための、飼育方法について解説します。

基本となる日々のお世話などを学んでいきましょう。

日々の餌やり

グッピーを飼育する上で毎日の餌やりは必要です。

回数は朝晩の2回与えるようにしましょう。

頻繫に与えれば成長速度も速くなりますが、水の汚れるスピードも早くなります。

一度に与える量は数分で食べきれる量が望ましいです。

グッピーは飢えに強いので、無理に多く与える必要はありません。

食べ残しがあると水を急激に汚す為、一度に多量の給餌は行わないようにしましょう。

 

子供のグッピーなどに沢山食べさせたいときは、稚魚用のパウダー飼料などを複数回に分けて与えてください。

グッピーにオススメのエサ

グッピーは好き嫌いの少ない魚なので、様々なエサを与えることが出来ます。

中でも初心者さんにオススメの餌は人工飼料です。

安価で栄養価が高く、メジャーな一番エサですね。

人工飼料には主に顆粒タイプとフレークタイプがありますが、最初はフレークタイプがオススメです。

フレークタイプのエサには、浮遊性が高く沈みにくい、水を汚しにくいなどのメリットがあります。

 

また、飼育に慣れないうちはエサを与えすぎてしまうことが多いです。

その点フレークタイプは表面積が大きく、必要以上に与えてしまうミスが起きにくい事も初心者さんにベストな理由です。

一方、顆粒タイプは効率的に給餌したい人にオススメです。

飼育に慣れて、育成に重きを置きたい人は是非試してみてください。

定期的な水換え

濾過がしっかりできていても、水槽には徐々に汚れが蓄積し、水質が悪化してきます。

綺麗な水質を保つために、定期的な水換えを行うようにしましょう。

 

初心者さんは一週間毎に水換えを行い、習慣をつけることが大事です。

水換えの際は、専用の器具を用いて排水を行いましょう。

底砂を敷いている場合は、底砂の汚れを吸い出しながら排水します。

 

一度に水換える場合は、水槽に対して半分程度の水を換えるのがオススメ

特別な環境でなければ、バケツに水温を合わせた水道水を溜めて、カルキ抜きを入れたら注水してしまって大丈夫です。

初心者にオススメ!グッピーの人気品種

グッピーには沢山の品種があるので、欲しい品種が決まらないという方も多いと思います。

そんな方の為に、ここではグッピーを代表する人気品種を紹介します。

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一覧を見たい方はこちらで紹介しています。

ドイツイエロータキシード

白と黒のコントラストが美しい国グッピーの代表品種。

尾びれは純白のホワイトテールを持ち、尾筒はタキシードを羽織っているように黒くなります。

 

ドイツイエロータキシードはブリーダーからの人気が高い品種です。

国産グッピーの中でも特にクオリティが高く、体質も強いという特徴があります。

 

子供にも同じ表現の子供が100%の確率で産まれてきますので、初めての飼育やブリードの入門に最適な品種です。

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ブルーグラス

国産グッピーを代表するナンバーワンの人気品種です。

メタリックなボディを持ち、尾びれは青地にスポット模様が入ります。

 

子供にはレッド、ブルー、ブラオ(灰色)の三種類が産まれるという特徴があり、維持の難易度は比較的高めです。

適当に増やしているとレッドのみになってしまいやすいので、親を選別して選ぶ必要があります。

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RREAフルレッド

全身が真っ赤に染まる人気品種。

水草水槽に映える深紅で、こちらも非常に人気が高いです。

 

品種名のRREAはアルビノであることを指しています。

アルビノは視力が悪く、他のグッピーよりも飼育の難易度は高めです。

 

具体的には、エサを食べるのが苦手だったり、交尾が下手なので繫殖が難しいという特徴があります。

単独でじっくり飼育したいグッピーですね。

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RREAブルートパーズ

青い光沢をもったボディにスカイブルーの尾びれを持つ品種。

ブルーグラスと同じように子供にはレッド、ブルー、ブラオ(白)の三種類が産まれてきます。

更にアルビノという事も相まって、初心者さん向けの中では一番難しい品種です。

 

このように品種によって難易度の違いはありますが、他の熱帯魚と比べるとどれも飼育は容易です。

まとめ

今回はグッピー飼育の基本について説明しました。

 

グッピーは飼育が容易な魚なので、熱帯魚の入門としてオススメです。

繁殖の醍醐味も体験でき、良い経験になると思います。

 

そのままグッピー沼にはまるも良し、基本を学んだら他の熱帯魚に挑戦するのも自由です。

是非、熱帯魚の飼育を楽しむ第一歩としてグッピーを選んでいただければ幸いです。

 

他にもグッピーに関する様々な記事を書いておりますので、興味のある方は読んでみてください。

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